ハクサイ出来上々
豊田市農産物品評会 2025.12.12
豊田市農産物ブランド化推進協議会(会長=石川尚人JA組合長)と豊田市が先週4日、メグリア本店の玄関前おまつり広場で農林畜産物品評会「冬の部」を開催した。
この品評会は生産者が競い合いながら品質向上を目指すと同時に、発信PRを通して地域農業の振興と消費拡大を目指しているもの。今年度は既に7品目(桃・なす・梨・いちじく・かぶせ茶・てん茶・しいたけ)が終了している。
「冬の部」は白菜・サニーレタス・ねぎの3部門だが、ねぎの出品が少なかったため白菜の部とサニーレタスの部のみ審査が行われた。審査したのは県農業改良普及課、豊田市公設地方卸売市場内の青果卸売業者2社、トヨタ生協の4者。同じ会場で味噌鍋の振る舞いと白菜即売会もあり、訪れたお客さんにも審査してもらった。
猿投はくさい部会長の𠮷田清仁さん(48・上原町)によると、今年のはくさいは夏の種まき直後は猛暑で生育が悪かったものの、秋にかけては台風がなく、また昨年よりは残暑が厳しくなかったので全国的に豊作だったという。昨年の残暑に懲りた農家が対策した効果もあったようだ。入賞したのは次のみなさん。
【新見克也】
《白菜の部》▼金賞…加藤靖信(瀬戸市・畑は御船町)、▼銀賞…梅村賢次(亀首町)、▼3位メグリア賞…村松正博(御船町)、▼消費者賞…一野靖行(瀬戸市・畑は貝津町)。
《サニーレタスの部》▼金賞…森田賢(挙母町)、▼銀賞…賀来佑次(秋葉町)、▼3位メグリア賞…児玉賢一(河合町)、▼消費者賞…森田賢(挙母町)。