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豊田大谷高校で安全教室

自転車事故の恐ろしさリアルな再現で学ぶ  2026.1.16

 

スタントマンによる交通事故の再現。自転車事故の恐ろしさを高校生へ伝えた。

 
 
 スタントマンによる交通事故シーンを目の当たりにして恐ろしさを疑似体験する「スケアード・ストレイト教育技法」の自転車交通安全教室が先月16日に豊田大谷高校で開かれ、2年・3年生450人が参加した。
 
 これは愛知県警とJA共済連が平成21年から共同で実施しているもの。疑似体験を通じて交通ルールと安全確認の重要性を理解してもらおうと中学生以上を対象に行われている。
 
 愛知県では昨年11月末時点で820件余の交通事故が発生し、このうち自転車の関係する事故が5分の1を占めた。自動車の事故が減っているのに対して自転車の事故は増加傾向だという。今回の交通安全教室はこうした状況を受けて豊田警察署が企画したものだ。
 
 教室ではまず4月に改正される自転車関連の道路交通法について説明。16歳以上を対象に違反行為には車やバイクなどと同様に交通反則切符が切られることや、ながらスマホや酒気帯び運転とそのほう助も罰則対象になることを話し、「みなさんも対象ですよ」と伝えていた。
 
 スタントマンによる交通事故の再現は、グラウンドに自転車、乗用車、トラックを走らせて行った。出会い頭や飛び出しによる事故、自転車どうしの衝突で車道に倒れ出たところに車が来るなど様々なリアルな状況が再現され、生徒たちは人が激しく地面に叩きつけられる様子や、跳ね飛ばされる様子、歩行者が巻き添えになる様子などを息をのんで見つめていた。また小さなルール違反が大きな事故につながる危険性も伝えられ、生徒からは「自分の通学路で危ない場所が分かりました」「自分もまわりの人も事故に巻き込んではいけないと思いました」などの声があった。
 
 交通課長の岡本重之警視は「自転車の事故は重傷化しやすいです。努力義務であるヘルメットをしっかりかぶってくださいね」と話していた。   【八木 愛】