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畑で心かよう多文化共生

豊田保見団地 HOMIわいわい農園  2026.4.24

HOMIわいわい農園の仲間たちと代表の森さん(写真左)。活動日は第2・4日曜日の午前中だ。

 
 豊田市保見地区で外国人との交流・多文化共生を目的として活動する「HOMIわいわい農園」。保見団地と中京大学豊田キャンパスの間に位置する約2600㎡の農園で、ブラジル人を中心とした外国人や中京大学生らとともに農作業を通じた国際交流を行っている。
 
 同農園が設立したのは2023年。代表の森賢一さん(90)が、刈谷市で多文化共生を軸に農園活動を行う「ワールデン」の活動を知ったのがきっかけだった。保見団地の半数以上がブラジル人であり、地域との交流の少なさに問題意識を持っていた森さんは、外国人と日本人が一緒に農作業をするワールデンの様子を目の当たりにし、「ぜひ豊田市にもこのような農園がほしい」と、みんなが集まりやすい土地探しからスタート。縁あって知人から畑を借りることができ、市わくわく事業補助金に申請して、市役所や地元の協力を得てプロジェクトを開始した。
 
 すでにその土地では、ブラジル人のネイア・ワダウエさん(44)も農園を営んでおり、2025年には2つの農園を合併して、新生「HOMIわいわい農園」として再始動。現在、ブラジル人15人を含む45人や、地元の多文化共生に取組む市民団体トルシーダやジュントス、中京大学の学生らとともに活動を行っている。農業未経験だった森さんは市のシニアアカデミーで農業を学び、数々の野菜を育ててきた。また、ネイアさんからは野菜作りのほか、ブラジル人のコミュニティの作り方も学び、参考にして年に数回のバーベキュー交流会も開催している。
 
 今年2月には森さんが中心となり、愛知県内で多文化共生のコミュニティガーデンに取組む知立市の「もやいこ農園」、刈谷市の「ワールデン」との3農園交流会が実現。それぞれの活動報告やフリートークで交流を深め、現状や課題、地域とのつながり方などを共有した。森さんは、「畑を通じた多文化共生がいろいろな場所に増えるといいですね」と想いを話す。問合せは森さん(☎090・4466・5771)へ。   【有我 都】